
熊本でもスキューバダイビングが楽しめるって知っていますか?
結論から言うと、熊本でかなり満足度の高いスキューバダイビングを楽しめます。
透明度・透視度共に高く、海中生物のいつも魚屋さんで見かける魚達、タコ、イカやウニ、普段あまり見かけない熱帯魚(スズメダイ・クマノミ etc)・ウツボ・ハコフグなど、
「えっ この子たちにも会えるの?」という生物にも会えます。
ダイビングスポットも私が知っているだけでも10ポイント以上あり、県外からわざわざ来られる中級・上級ダイバーさんもいるそうです。
私が実際に熊本天草の海で体験ダイビングをした時のスケジュールと感動した水中世界をまとめて記事にしてみました。
是非読んで頂いて、天草の海の良さを知ってもらい、実際に足を運んでくれると嬉しいです。
Contents (目次)
熊本天草の小田床でスキューバダイビングが楽しめる!
2015年、ワガママ上司に振り回されて疲弊しきった心と体を癒すために「大人の遊び」と呼ばれる部類の事を体験したいと思い立ちました。
そこで思い出したのが結婚式で訪れたハワイで初体験したスキューバダイビング。
海中での浮遊感、静まり返り自分の呼吸音が生きている証として存在している感覚、ワクワク = 光が差し込むキラキラ感、それと相反するコントロールできない自然への恐怖。
もう一度その感覚を欲している自分がいました。
長期休暇を取るタイミングを逃した熊本在住の私は、どこか近場でスキューバダイビングができるところがないのかと調査を開始。
熊本で体験できるのか不安でしたが、天草まで行けばGW以降~11月初旬頃までの期間で普通にダイビングを楽しめることが判明しました。
ハワイで一度体験した時に少し恐怖を感じる場面もあったたので、いきなりライセンス(Cカード)取得はハードルが高いと思い、まずは体験ダイビングを妻と一緒にやってみようと決めました。
まずはガイドをしてくれるショップを探して申し込みます(ダイビングショップを選んだ基準や料金についてはまた別記事でご案内しています!)
Web siteにて予約⇒ショップの方からメールで再確認⇒予約確定!!
Web siteで申し込みの際、経験、病歴、身長・体重、器材レンタル等についても聞かれるので記入します。
天草の観光名所も楽しめるダイビングスポット小田床への旅
体験ダイビングは熊本県天草市下田の下田温泉の近くにある”小田床(おだとこ)”というダイビングスポットで行われました。
体験ダイビングの1日の流れ
朝7時に熊本動植物園近くのショップへ集合(現地集合もOKでその場合は9時30分までに到着要)し、受付 ≫ 海の家へ移動 ≫ 説明・着替え ≫ シュノーケリング&ダイビング ≫ 着替え ≫ ショップへ帰る ≫ 解散 という流れで所要時間は10時間程度ですので、17時頃にはショップへ戻ってくるというタイムラインとなります。
道中に点在する天草諸島屈指の観光スポット
小田床は熊本市街地から車で約2時間30分程の所要時間です。
道中では、いろいろな有名で綺麗な観光スポットがいくつかあります。
- 世界文化遺産に指定されている”三角西港”
- 潮の干満の差によって海の中に電柱が立ち並ぶ光景と夕焼けの景色がテレビCMでも有名となった”長部田海床路(ながべたかいしょうろ)”
- 天草の島々を繋ぐ天草五橋で有名な天草パールライン (真珠の養殖がさかんなことからそう名付けられた)
- 天草四郎ミュージアム
他にも有明海を望む絶景スポットと呼ばれる場所が点在しています。
ダイビングスポット小田床での感動体験ダイビング
オーナーご夫婦(シゲさん、コトミさん)ともにインストラクター資格取得者で、妻にはコトミさんが付き添ってくれました。
私、妻それぞれにインストラクターの方が付いてくれて、至れり尽くせりでした♪
器材の操作もすべてお任せ(笑
初めての水深5m超えの世界
小田床は、前日に雨さえ降らなければ透明度・透視度良し!! 光が差し込む青の世界で浮遊する感覚を味わえるダイビングスポットです。
海中生物の種類も多く、魚達が群がっているポイントの水深は最大で10m程ですので深く潜らなくても十分に楽しめます。
まさに初心者向きだと思いました。
潜行しながらシゲさんの指示に従って1m潜ってく事に耳抜きをしながらあっという間に海底の水深3~4mと思われる砂地へ到着。
そこで緊張した荒い呼吸を整えるために少し呼吸の練習をさせてくれて助かった。。。
恐怖感が薄れて呼吸が落ち着くまでの間に近場の魚達や珍しい生き物等を観せてくれてリラックス出来る様にコントロールしてくれました。
なんと優しい人達なんだと感動!!
妻の呼吸も直ぐに落ち着き、エントリーポイントから見えていた防波堤の周りに敷き詰めてあるテトラポットの方向へ進むとたくさんの魚達が群がっています。
いろいろな形や色をした魚が群れをなして浮遊していて、手を伸ばせば容易に捕獲できそうと勘違いしてしまう程人を警戒する感もなく目の前をまったりと泳いでいます。
その間私はフィンを履いているにも関わらず、バタ足すらしなくて良いと指示を受け脱力状態。酸素ボンベの頭の部分をインストラクターさんが掴んで引っ張って移動してくれます。
楽過ぎる(笑
海中では直接話せないので、ジェスチャーや水中で文字を書ける磁気ホワイトボードに書いて次に移動する方向、水深・温度、遭遇した魚の名前などを伝えてくれます。
しゃべれなくてもストレスなく意思疎通がとれるので関心しつつ、いつもと違うコミュニケーション方法にワクワク感が増幅します!!
ひととおり楽しんだらUターンしてエントリーしたポイントの方向へ戻りながらゆっくり浮上して行きます。
浮遊感が少しずつ変わって行き、耳から圧力が抜けていくのを感じながら、キラキラと差し込む光のシャワーを浴びながら浮上完了。
ダイブ時間は、35分間!! 終わってみたらあっという間、ダイブ中はもっと長い時間海中にいたという不思議な時間間隔でした。
海のパワーに癒されるスキューバダイビング体験のすすめ
海中世界を散策している途中から何の不安もなくなり、ストレスから解放され、いつも抱えている悩みやイライラがちっぽけな事だったと気付きます。
もともと人間は猿から進化したと学校で教えられた記憶があります。よく見かける4足歩行のお猿さんから少しずつ大きくなり姿勢がかわり最終的には2足歩行になる絵を良く見かけます。
しかし、初期猿人に進化する前の人類の姿を遡っていくと、生物の起源は、詰まる所は母なる海に行き着くという事が分かっています。
ずっとずっと昔、私たち人間も他の生物同様に海で暮らしていたんです。
もともと遺伝子に組み込まれている記憶でもあるのでしょうか。。。
スキューバダイビングをしている時の感覚は、久しぶりに実家を訪ね、実家の匂いや子供の頃に遊んでいた神社でなにも難しいことを考えずにただただ大好きな友達とおもいっきり遊んでいる時の様でした。
心も体も癒されているという海のパワーを感じました!!
遠い昔に住んでいた世界に戻って来た = 原点に立ち返る機会 を与えてくれる体験でした。
妻も楽しんでくれたので大満足。
スキューバダイビング最高!! 小田床(おだとこ)の景色も海中で味わえる世界も最高!!
ぜひ皆さんもスキューバダイビング体験して海のパワーを感じて癒されてほしいです。
体験ダイビングスポット小田床の写真集
ダイビングショップさんが海中の写真をたくさん撮ってくれていたので掲載したかったのですが。。。
古いパソコンのトラブルで画像が取り出せず。。。残念。。。パソコン復活したら画像公開しますね。
とりあえず私が後日取った小田床ダイビングの写真をどうぞ。
















私が辿り着いたダイビングショップを選んだ基準や料金については、以下の別記事を読んで見て下さいね。