ダイビングマスクの選び方と人気メーカー・種類別のおすすめ商品紹介~お手入れ・保管方法も徹底解説~
snorkel and scuba mask on the beach

サブジロー(diver_subjiro)
サブジロー(diver_subjiro)
こんにちは! 娘をダイビング好きな子に育てようとお風呂用にシュノーケリングセットを購入してしまったサブジローです(^^♪

この記事はこんな疑問を解決したい方に向けた内容になっています。

「ダイビング用のマスクってどんな種類があるの?」
「どんなマスクを選べばよいの?」
「マスクを選ぶ時に気を付けなきゃいけないことは何?」
「女性用とか子供用のマスクもあるのかな?」
「どこのメーカーのマスクが良いの?」
「価格はどのくらい?」
「売れ筋ランキングは?」

「曇り止めの方法が知りたい」
「持ち運び時に気を付けることは何?」
「お手入れや保管方法を知りたい」

サブジロー(diver_subjiro)
サブジロー(diver_subjiro)
スキューバダイビングを始めたら最初に買いたい器材の一つがマスクでしょう!!

サブジロー(diver_subjiro)
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見た目や水中での快適さに大きく影響する重要な器材なので、マスク選びにはとことんこだわりましょう!!

サブジロー(diver_subjiro)
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失敗しないマスク選びの手助けをする情報をしっかりまとめてみましたので、あなたにぴったりのマスクを探しあてましょう!!!

 

今回はスキューバダイビング用のマスクの購入を考えている初心者ダイバー、若しくはこれからダイビングにチャレンジしようと考えている方が知っておくべき大事なことについて、以下5点を中心に解説していきます。

 

  1. ダイビングマスクを選ぶ時のポイント
  2. 目的別・性別・年齢・視力に応じたマスクの選びのポイント解説
  3. 人気メーカー別:マスクの種類とおすすめランキング
  4. 曇り止め(曇り対策)
  5. 持ち運び方法とお手入れ・保管方法

筆者である私は2015年にダイビングライセンス(Cカード)を取得し、直ぐに自分のマスクが欲しくなりかなりの時間を掛けて自分にあうマスクを探しあて、通っていたダイビングショップのご厚意でお安くお目当てのマスクを購入させてもらいました。

3万円程のそこそこ高価なものでしたが、今でも現役で水中での視界良好!! 快適にダイビングを楽しむ手助けをしてくれています。

結構コスパ高いです( ´艸`)

 

この記事を読み終えたあなたは、これからのダイビングライフの大事なパートナーとなる水中での視界を良好にする手助けをしてくれるマスクを探し当てることができるでしょう!!

それでは、あなたにぴったりのマスクを探してみましょう♪♪

 

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ダイビングマスクを選ぶ時のポイント

マスクを選ぶ時は以下のポイントを自分で確認した方が良いです。

「やっぱり違うやつにすれば良かったなぁ。。。」みたいに後悔しないためには実際に自分の好みや感覚で選ぶことが大事です。

実際に装着してみる

自分の顔にフィットするか必ず試着して確認しましょう。

まずは、ヘッドストラップはかけなくてよいので、顔にあてる感じで装着してみて、鼻から息を吸い込みながら手をマスクから放してもマスクがぴったりと顔にくっつけば大丈夫です。

顔にくっつくということはきちんと密閉されているということですので、水の侵入する隙間がなく水中でも安心です。

また、スカートと密着している肌の間に”シワ”や”たるみ”がないかも確認しておきましょう。

見た目を鏡でチェック!!

顔にきちんとフィットすることが確認できたら、見た目を鏡でチェックしましょう。

1眼タイプ、2眼タイプで見た目がだいぶ変わります。

ホワイトシリコン、ブラックシリコンやクリアシリコン等、シリコンの色でも見た目がまったく違ってきます。

視界や自分の好み、他の器材の色合いなどを意識して気に入ったものを選びましょう。

耳抜き(鼻つまみ)のしやすさをチェック!!

水中での耳抜きの際には、鼻つまみをして行います。

ですので、鼻つまみのしやすさを確認しておきましょう。

マスクを装着したまま、実際に鼻つまみをしてみて確認してみましょう。

グローブを着けている場合でも鼻をつまめるか?

実際に耳抜きをしてみて水中での耳抜きシーンをシミュレーションしてみるのもおすすめの方法です。

また、ノーズポケットの大きさが自分の鼻の高さや小鼻の大きさに合っているかも意識して選びましょう。

マスククリア・マスクブローのしやすさをチェック!!

ダイビングマスクは海中での視界を確保する為に、目の周りに空間を生み出します。

ダイビングマスクを着けた時の目の周りにできる空間ができますが、その空間の容積によってダイビング時のストレスを生む場合があります。

水中ではその空間に海水が入る場合があり、その時はマスククリアを行う必要があります。

マスククリアとは、マスク内に水が入ってしまった場合に鼻から息を吐いて、マスク内に空気が溜まって行くにつれて、マスクに入った水を追い出すダイバーにとって基礎技術です。

そのとき、マスクから空気が逃げないように、おでこ側のスカートをしっかり押さえつけ上を向くと、マスクの下の方から水はきれいに抜けていきます。

 

また、マスク内の圧力を変えるためにマスクブローを行うこともあります。

水深が深くなってくると、マスクが顔に押しつけられてきます。

押し付けられたままでいると目が充血したり、目のまわりにクマが残ったりするマスクスクイズが起きます。

マスクが押しつけられてきたら、鼻から息を強く吐き出すことで、外圧とマスクの内圧が平衡して、押し付けはなくなり、スクイズを防ぐことができます。

 

マスククリア・マスクブローのしやすさは、マスクの目の周りの空間容積に依存します。

マスクの空間が大きいほどマスククリア・マスクブローに必要な鼻息も多くなり、肺活量の少ない人はきつく感じます。

ですので、特に初心者ダイバーや女性などはマスクの空間(内容積)が少ないものを選ぶようにしましょう。

せっかくの水中世界を落ち着いて楽しむには、ストレスのない状態を確保・維持しておくことが大切です。

マスクの構造と各部の名称

まずは、マスクの構造と各部の名称を簡単に説明していますので、覚えておきましょう。

ダイビングマスクの構造と名称





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目的に応じたシリコンタイプの使い分け

スカート部分の素材としては、耐久性があり、肌に触れた感じが柔らかいシリコンが使われています。

同じシリコン素材のマスクでも、色に依って、見た目や目に飛び込んで来る光の量で視界が変わるので目的に応じて向き不向きがあります。

カッコよさを追求したいフォト派向けのブラックシリコン

シャープなイメージに見えるので、見た目のカッコよさから男性にも女性にも人気が高いブラックシリコン。

また、横からの光の侵入をブラックシリコンが遮ってくれるので、水中での写真撮影時に使うマスクとして重宝され、本格的なフォト派ダイバーにおすすめ。

写真を撮る時にファインダーやモニターを見ますが、その時に余分な光が入ってしまうと見づらくなってしまいます。

それを改善してくれるのがブラックシリコンです。

マスクの部分だけ日焼けをしないため、マスク跡が付いてしまいます。

  

お洒落なファッション性の高いフォト派向けのホワイトシリコン

ブラックシリコンと同様に横からの光の侵入を遮ってくれるのでフォト派ダイバー向けですが、カッコよさよりもお洒落でかわいい、ファッション性を求めるフォト派女性ダイバーにおすすめ

マスクの部分だけ日焼けをしないため、マスク跡が付いてしまいます。また、黄ばみや汚れが目立ちやすいため、お手入れが少し大変です。

 

  

視界が明るいクリアシリコン

クリアシリコンは、外からの光を通してくれるので視界が明るく、顔の表情もやわらかな印象を与えることが出来ます。

ブラック・ホワイトシリコンはあまり変色しませんが、クリアシリコンは使っていくにつれて徐々に変色していきますので、お手入れが大変です。

 

見た目や視界・見え方が変わるレンズの形

レンズの形で見た目や視界、見え方が変わりますので、まずは特徴を理解し、試着した感じも含めて自分に合ったものを選びましょう。

視界が広い1眼タイプ

中央にフレームがなく、ひとつのレンズになっています。

表情がはっきりと見え視界が広いのが特徴です。

広い視界を確保したいフォト派ダイバーや柔らかい印象に見せたい女子ダイバーに人気があるのがこのタイプ。

gm1263_ws_ssblue

上記写真はGULL(ガル)のベーダー・ファネットで、以下はアビームというシリーズのもっと視野が広いタイプです。

内容積が小さくマスククリアがしやすい2眼タイプ

中央にフレームがあって左右にレンズが分かれたタイプで、それぞれ別々のレンズになっています。

1眼タイプよりも内容積が小さいのでマスククリアがしやすいですが、その分やや視野が狭くなりがちです。

各メーカー、レンズ面との距離を近づけることで狭くなりがちな視界を広くする工夫をしています。

GULL_MANTIS

1眼タイプと2眼タイプの一般的な特徴を挙げて比較してみましたが、現在は各メーカーの努力によって各々のデメリットを克服しているモデルも発売されていますので、それなりの価格帯のものについては大きな差はないと思います。

1眼タイプでも内容積を減らしマスククリアなどをしやすくしたものもあり、2眼タイプでも視野を広くとる工夫をこらしたデザインのマスクも発売されています。

ですので、まずは1眼タイプ、2眼タイプでもまずは試着して確認しましょう。

視野を広く確保できるマルチタイプ

1眼マスクにサイドウィンドウがプラスされて、レンズが3つ以上で構成されているマスクがマルチタイプです。

1眼タイプよりも視界が圧倒的に広く、これまで2眼タイプをつかっていた人はびっくりする程違った世界がみえることでしょう。

内容積も大きいので、水中での圧迫感が軽減されるというメリットがありますが、初心者ダイバーや女性、肺活量の少ない人には向いていないかもしれません。

Scubapro_Crystal_vu2

視力が悪い人には度付きレンズ

視力の悪い人は2眼タイプの度付きレンズがおすすめです。

視力の悪い人がダイビングをする際、コンタクトを使用している方もいらっしゃると思いますが、特に初心者は度付きレンズをおすすめします。

初心者でコンタクト使用の場合、海中で水が入った時やコンタクトがズレた時に軽いパニックを起こす可能性が高いです。

安全の為にも、安心してダイビングを楽しむためにも度付きレンズを利用した方がいいでしょう。

ダイビングマスクには1眼タイプ、2眼タイプとマルチタイプがありますが、度付きレンズの場合は必然的に2眼タイプのマスクになります。

女性にぴったりのコンパクトマスク

顔が小さい女性にぴったりのコンパクトタイプのマスクもあります。

機能性をきちんと備えつつ、カラフルなものやデザイン性の高いものも発売されています。

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人気メーカー別おすすめランキング

それでは有名どころのダイビングマスクメーカーの人気なマスクをご紹介します。

GULL(ガル)

日本の会社で、ゴム製品とスポーツ用品を扱っている会社です。

GULLとは英語で”カモメ”のこと。

シンプルで無駄のないデザインをブランドポリシーとしており、2眼レンズマスクの「MANTIS」や、素足で履けるフィンの「MEW」(ミュー)シリーズが、特に人気です。

また、確かなゴムの品質と日本製という拘りが、GULL製品の特徴となっています。

1位: MANTICE 5 (マンティス5)

多くのダイバーから人気があり、長年使用している人も多いGULLのマンティス5。

スーパークリアレンズを使用しているため素ガラスよりも対象をクリアに確認できます。

初めてマスクを購入する方には誰でもオススメできるスタンダードな製品。

2位: VADER (ベイダー)

曲線で描かれたボディが実現した最高性のモデル。

1眼タイプの「見やすさ」は勿論のこと、マスククリア等もスムーズに行える「フィット感」と「操作性」を両立しています!

3位: LANZE (ランツェ)

安全性を極限まで高め、ユーザーを飽きさせない豊富なカラーバリエーションなどデザイン性でも優れているモデル。
マリンダイビングで特集が組まれていました。世界中のダイバーに支持される「LANZE」の魅力に迫る

4位: COCO (ココ)

水中でも遊び心を忘れない女性用マスク。明るい視界とキュートなコンビのカラーが目をひく1眼タイプで、跡がつきにくいカールリップスカートも特徴。

目にやさしいUVケアレンズが使われています。

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5位: ABEAM (アビーム)

ベーシックな一眼マスクとして幅広い世代から指示されているスタンダートグレード。

6位: MANTICE LV(マンティス LV)

洗練されたデザインと最高のパフォーマンスを両立した、ガルの最新かつ最高級2眼マスク。

水中での色彩補正機能が付加されている特殊レンズを用いていることからダイビングをより楽しめます。

現在(2021年4月28日時点)各ECサイトでは在庫切れの状態です。

SCUBAPRO(スキューバプロ)

SCUBAPRO(スキューバプロ)社は、1963年に米国アメリカのメーカーで創立されたスキューバダイビングの器材メーカーです。

1978年にベストタイプのBC「スタブジャケット」を初めて世に出してきたことが有名です。

1位: CRYSTAL VU 2 (クリスタルビュー 2)

先端の光学技術で、正面レンズとサイドウィンドーを境目なくつなぎ合わせることに成功したマスク。

これによりレンズをつなぐ接合部では物がズレて見えるという、両サイドに小型ウィンドーを付けたマルチウィンドータイプの欠点を克服。

2位: SYNERGY TWIN (シナジーツイン)

SCUBAPROのダイビングマスクの定番品。長年ダイビング界を牽引しているメーカーであって品質もかなり高い。

SCUBAPRO(スキューバプロ) 独自のトゥルーフィットテクノロジーが採用され、マスクフレーム側は薄めのマットシリコンで固定・補強。

機能性、快適性、安全性を備えた二眼タイプのマスクです。

どんなフェイスにもフィットしやすく、完全防水を実現します。
肌触りがよく、マスククリアがしやすいので、女性や長時間使用する方にもおすすめのモデルです。

左右のレンズが独立しているので、視力調整が必要な方にも適しています。

3位: FRAMELESS (フレームレス)

フレームがないマスクです。フレームを削除することで、目の近いところマスクが位置することになり、視界を広げて水中の景色を広い範囲で取り込むことが可能となります。

フレームがないためバックルが直接スカートに取り付けられるので、収納するときに折り畳むことができ省スペースに収まります。

柔らかいスカートは快適で耐久性に優れており、プッシュボタンバックルシステムで調整を即座にこうなうことができます。

このフレームレスのクラシックスタイルのマスクは、世界中のプロダイバーに選ばれており、シンプルなマスクを求めている方にぴったりです。

顔が小さい人にはMini版もあります。

TUSA(ツサ)

TUSAは、株式会社タバタ(東京都墨田区)のダイビング用品のブランドです。

タバタ(Tabata)は、1952年の創業で、従業員数は300名。

スクーバダイビング器材、スイミング用品、ゴルフ練習用品、健康用品などを製造・販売する、日本の総合スポーツ用品メーカーです。

台湾タバタで製造されているスクーバダイビング用マスク、スノーケル、フィンの生産量は、世界一!!。

1位: Paragon (パラゴン)

3層構造のタフなフレーム、UVとHEV420の有害光線を防ぐミラーレンズを採用した究極のダイビングマスク。

水面、水中と色彩が保持される特殊レンズを採用。マスクずれも起きにくいように高フィットのあるシリコンを採用。

TUSA_Paragon

2位: Intega (インテガ)

これまでのTUSAの経験則と、素顔、マスク装着+マウスピースを咥えた状態の顔を3Dスキャナーでデータ化し、抜群のフィッティング感を追求した2021年の新モデル!!

3位: Splendive 2 (スプレンダイブ 2)

日本人向けのスカートで、心地よい装着感で、装着痕が付きにくいラウンドエッジ構造となっています。ツサのベストセラーになっている定番マスク。

4位: PLATINA (プラチナ)

低価格で近視用レンズ付マスクが購入できるのが魅力です。

左右の目を間を極限まで細くすることでまるで一眼のようなストレスのない視界が広がります。

日本人向けのスカートで、ソフトな顔あたりで跡が残りにくいのが特徴です。

度付きはこちら。

5位: Freedom Elite (フリーダム エリート)

ソフトな顔当たりで跡が残りにくいラウンドエッジ構造や、部分ごとにシリコンの伸びを変えたディンプル加工。

メタルパーツで補強されたフレームもスタイリッシュ。

6位: Freedom One Pro (フリーダムワン)

フィット感抜群のフリーダムテクノロジー!

ラウンドエッジ構造のスカートは、とてもソフトな顔当たりで、しわを残さずダイビング中も後も快適です!

こちらは度付きです。

AQUALUNG(アクアラング)

世界で初めてのレギュレータを開発したフランスにある世界最大手の産業ガスメーカーの Air Liquide S.A.(エア・リキード社)が社名変更してAQUALUNG(アクアラング)をなりました。

日本にスキューバダイビングを紹介したのは、アクアラングの米国法人で、当時の日本では、社名の「アクアラング」が、“スキューバダイビング”を意味する言葉として使われていたそうです。

1位: NINA (ニーナ)

広い視野と卓越したフィット感とカラーバリエーションの豊富さが売り。

NINAに採用されているUV420カットレンズは、紫外線に加え、HEV(高エネルギー可視光線)からも目を保護する事で、網膜の酸化ストレス抑制とそれに起因する加齢性黄斑変性・白内障などの疾患リスクを低減します。

2位: VARIO (ヴァリオ)

究極のフィット感を目指して開発されたダイビングマスクで、日本人向けのジャパンオリジナルデザインだそうです。

色使いがかわいいのが特徴です。

また、別売りで度付きのレンズを交換することが可能となっています。

ダイビングマスクの持ち運び方法

マスクを持ち運ぶ時はレンズに傷が入ったり、スカート、ストラップ部分が折れ曲がったりしてまわない様に注意が必要です。

ダイビングスポットに到着し、さあ潜ろうかなって時にお気に入りのマスクが使えない。。。なんてことにならない様にしましょう。

基本的に、マスクは他のダイビング器材と一緒にメッシュバックに入れて持って行ったり、郵送したりするときはマスクを専用のケースに入れるようにしましょう。

例えば、私が使っているGULL(ガル)のマスクだと、購入時に以下の写真のようなプラスチック製のケース入っていますので、そのケースを有効活用しましょう。

マスクケース



他のメーカーでも、基本的にはケースが付いているはずですので、
間違っても捨てちゃったりしない様に!!

マスクをケースに入れないで、そのまま他のダイビング器材と一緒にメッシュバッグなどに入れたりすると、押しつぶされたり、擦れたりしてゴムの部分が切れたり、レンズ面が傷ついたりします。

最悪の場合、マスクが使い物にならなくなってしまいます。

お手入れ・保管方法

せっかく買ったマスク、水中世界を快適に過ごす手助けをしてくれるものですし、直接肌に触れるものなので、汚れや劣化が気になる器材のひとつです。

正しいお手入れ・保管方法で長持ちさせたいですよね。

そこでマスクのお手入れ・保管方法についても理解しておきましょう。

洗い方

ダイビングを終えたら出来る限り早くマスクを水洗いしましょう。

水洗いする時には、水に浸けるだけでなく、手や指で隅々までこすって汚れを落とすようにしましょう。

顔に直接触れるスカート部分には皮脂、日焼け止め、女性の場合はファンデーションなどが付着しています。

日焼け止めやメイクに関しては、マスクを洗う手間もありますし、海に流れた場合の海の環境への影響を考えると、使わないという選択肢もあります。

また、レンズとスカートの隙間には砂や水垢が溜まるので、帰宅後の時間がある時には歯ブラシ等で掃除しましょう。

お湯に食器洗い用の中性洗剤を薄めて歯ブラシで隅々まで擦って汚れを落としましょう。

水よりもお湯の方が汚れを分解するので、熱すぎない程度のお湯に中性洗剤を薄めて、マスクを10分くらい漬けてから歯ブラシで隅々まで洗いましょう。

分解する人もいらっしゃるようですが、元に戻せる様に注意が必要です。

保管方法

マスクは、シリコン素材やプラスチックが使われているため、直射日光に弱いです。

ですので、乾かすときは、日影干しが基本です。

洗った後に出来るだけ水を切ってから干すと、カビや水垢の発生を抑えやすくなります。

マスクのストラップは装着時よりも緩めておき、実際の使用時とは違う箇所にテンションが掛かるようにして素材に掛かる負荷を分散させると長持ちします。

完全に乾燥したら、風通しが良く日影になる、倉庫的な場所で保管して下さい。

間違っても車内で保管するのはやめましょう。車内は日陰にはなりますが、高温になるためNGです。

この時、マスクは他のゴム製品と接してシリコンゴムが変色・変形しないように、購入時のケースに入れておきましょう。

保管のポイント

  • 日影で乾燥しやすいところで保管
  • ゴムの変色と変形を防ぐために専用のケースに入れる

お手入れ方法

お手入れの基本は、清潔に保つことが重要です。

最低でも半年に1回は保管場所から取り出してお手入れしましょう。

時間のある時はケースから取り出して埃が溜まっていないか、付着していないか確認し、細かいところまで水洗いましょう。

また、スカートの縁やストラップ部分の劣化しやすい部分に亀裂や切れ目が無いかを確認するといいでしょう。

曇り止めのテクニック(曇り対策方法)

ダイビング中にマスクが曇ってせっかくの水中世界を楽しめない、視界が悪くて不安になったりすることがあります。

なぜ曇るの?

なぜ曇るのか? その原因は「結露」です。

空気中には目には見えない水分が浮遊しています。

その水分量は、温度が高いほど多く、低いほど少なくなります。

暖かい空気が冷たいマスクのレンズに触れて温度が下がっていくと、レンズの表面にその水分が付着し、”曇る”という現象になります。

ダイビング中にマスクが曇るのは、レンズの表面は海水温と同じぐらいに下がっているのに、鼻で息をしてしまうことで人間の体温に近い暖かい空気がマスク内部に触れ、結露してしまうのが原因です。

ということは、マスク内に鼻から息を吐かないことが、レンズを曇らせない唯一の方法なのですが、人間は通常いる陸上では鼻で呼吸をしているのが当たり前なので、ついつい鼻呼吸をしようとしてしまいます

マスクのレンズが曇ってしまうと、視界が遮られ、不安にかられ平常心じゃいられなったり、気分が悪くなったりする場合があるので要注意です。

初心者ダイバーの頃は、曇りがストレスとなってパニックに陥ってしまう人もいます。

水中でレンズが曇ってしまったら、マスククリア(マスク内に水を入れて曇りを取る・マスク内の温度を海水温とほぼ同じ状態に近づける)をすれば解消することができます。

でも、何度もマスククリアをするのはストレスですよね?

そんなことにならない様に、曇り止めのテクニックを知っておくべきです。

曇りの対策としては、曇り止めをレンズに塗っておくことが効果的です。

曇り止めを塗っておいた場合と、曇り止めを塗り忘れたときの曇り具合はまったく異なりますので、曇り止めを塗っておきましょう。

また、レンズの曇りは、日焼け止めや、女性の場合は特にファンデーションの油分がマスク内で熱されてレンズに付着してしまい結露に至るというケースも起こります。

マスクを装着する前に、日焼け止めやファンデーションをある程度ふき取っておきましょう。

曇り止めには市販のものがおすすめ

正直、市販の曇り止めを買わなくても曇り止めの代わりをする液体があります。

ちょっと汚い話ですが、それは自分の唾液(ツバ)です。

ツバをレンズに付着させてゴシゴシとまんべんなくこすった後に、水や海水で流すという方法です。

ですが、ダイビング後には同行したダイバーの器材をひとつのバケツに入れて洗ったりします。

ですので、ツバを曇り止め代わりにしているのを見かけた他のダイバーはあまりいい気はしませんよね。。。

なので、マナーとして、ツバを曇り止め代わりに使うのは、曇り止めがない場合の最終手段と思っておきましょう。

専用の曇り止めを使いましょう。

ダイビングショップ、ダイビング用品販売店で販売されています。もちろんネットショップでも買うことができます。

曇り止めにもいろいろな種類がありますので、それぞれの特徴を理解して、好みのものを購入しましょう。

曇り止めにもいろいろな種類がありますので、それぞれの特徴を理解して購入しましょう。

ダイビングショップの店員さん、インストラクターさんが詳しいと思いますので、ダイビング経験の豊富な方々が使っているものを教えてもらうのがベストです。

ひとつおすすめするとするなら、GULLの「ピュアデミスター」をおすすめします。

環境と人にも優しい、食品にも使われる界面活性剤を採用しているものになります。ジェル風のとろみ成分にもこだわった曇り止めで、売り上げの3%が環境保護団体へ寄付されるというものです。

曇り止めテクニックとタイミング

購入したばかりの新しいマスクの場合、製造工程の過程でガラス面やスカートの部分に油膜が付着していることがほとんどですので、曇りやすい状態です。

実際に使用する前日にでも洗剤に浸けておきましょう。

洗剤には、ダイビング専用の曇り止めや、研磨粒子の含まれていない歯磨き粉や香料があまり使われていない食器用の中性洗剤でもOKです。
(念のためマスクの説明書を確認してください。マスクに使われている素材などに依っては使えない洗剤もありますので。)

香料のキツイ洗剤を使うと、匂いがマスクにつきますのでダイビング中に気持ち悪くなるので注意です。

マスクの曇り止めをするタイミングは、新しいマスクも使い込んだものも、潜る直前がベストです。

エントリー直前に慌てたくない人や心配性な人は、早く曇り止めをして、洗い流してしまっている人がいますが、時間が経つと効果は薄くなります。

どうしてもエントリー直前にやりたくない人は、曇り止めをして水で流す時に水を捨てずに直前までマスクに貯めておくと、効果は持続します。

または、曇り止めだけを塗っておいて、エントリー直前にささっと水で流すのが良いでしょう。

まとめ

欲しいマスクは見つかりましたか?

1眼、2眼やマルチと呼ばれるレンズのタイプ、シリコン素材やフレームのカラーバリエーションと様々な種類があったかと思います。

選択肢が多い分悩むかもしれませが、ダイビングを楽しむためには視野を確保、ストレスを限りなくなくすことが必要不可欠です。

無くてはならない機材なのでぜひ自分にあったマスクを探し当てましょう(^ ^)

自分にぴったりのダイビングマスクに出会うお手伝いが出来たら嬉しいです(^^♪

それではいつかどこかの海で(@^^)/~~~

 

ダイビングのフィンの選び方、持ち運び・お手入れ・保管方法を解説した記事も覗いてみて下さいね。

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