中高年ダイバーに潜むリスクと安全なダイビングをするための9つの心得!

B!
スポンサーリンク

大好きなスキューバダイビングをずっと続けて行きたい!

ダイビングが出来なくなったら、他にダイビングよりも身体に負担をかけずに楽しめる趣味なんてみつからないよなぁ。。。そう思いませんか?

 

私の感想として、35歳を過ぎてからはあっという間に40歳を迎え、あれよあれよと歳を重ね、若いころの体力や動きを維持するのが難しくなってきました。

いわいるギリギリ中年ダイバーと名乗れ、実質中高年ダイバーと呼ばれる世代です。

 

これからも長~く、なんなら死ぬまでスキューバダイビングを一生の趣味として生きて行きたいと思っているんだけど。。。

身体は必ず衰えて行きます。

どんなに気を付けていても若いダイバーよりも身体能力は劣った状態でダイビングと向き合っていかなければならなくなるのは必至です。

 

そこで、中高年ダイバーが元気でスキルも兼ね備えたシニアダイバーになるために理解、心掛けておくべきことに興味が沸き、いろいろと調べてみることにしました。

中高年ダイバーが更に歳をとっていくにつれて起こる身体能力の低下によるリスク、病気に潜む事故発生のリスクを知り、安全なダイビングをするためにに気を付けるべき心得を纏めてみました。

スポンサーリンク

中高年ダイバーに潜む身体能力低下によるリスク

歳をとること、それは以下の能力が低下・衰退する方向へ向かうということです。

  • 筋力
  • 心肺機能
  • 敏捷性(とっさの動きの正確さと速さ)
  • 反応速度(見てから操作で応える速さ)
  • バランス機能(平衡機能、姿勢のバランス保持)
  • 柔軟性
  • 視力
  • 聴力
  • 疲労回復力
  • 記憶力

心肺機能や筋力はジョギングや筋トレである程度低下を予防・防止することは出来ますが、歳を取ることによる誰も止めることはできませんので、
歳を重ねる毎に自分の認識よりも劣った状態に移って行っていると思っておいた方が良いでしょう。

低下を防ぐための努力はしつつ、しかし、少しずつ低下の傾向にあることを自覚しておく方が良いでしょう。

そういったことを踏まえると、身体能力の低下によるダイビング時の事故へとつながるリスクは上がっていきます。

若いころの自分ではないことは頭の片隅でも良いので、自覚しておく必要があるでしょう。

中高年ダイバーに潜む病気による事故発生のリスク

現在の健康状態は良くても、日々の健康管理を怠ったり、不摂生を続ければあっという間にスキューバダイビングができない身体になってしまうリスクが高まります。

私が調べた限り、45歳以上で以下の項目が1つ以上あてはまる人は、ダイビングをする前に医師に相談した方が良いそうです。

  • 喫煙者

タバコは肺の活動に悪影響を与えるので、心肺機能を活発に使うダイビングには良くありません。
特に、ダイビング直前の喫煙は水中で一酸化中毒を起こす危険性があるので、絶対にやめましょう。
タバコに含まれるニコチンの影響で心拍数増加や血圧上昇、抹消血管の収縮など心臓・血管系への急性的な作用が見られ、煙に含まれる一酸化炭素が赤血球のヘモグロビンと結びつき、酸素の運搬機能を阻害するそうです。

  • 家族に心臓発作や脳卒中の病歴がある人がいた・いる

当然水中で発作が起きた場合は、死亡する確率が高いです。

  • 高血圧

ダイビングでは心臓発作の発生などの可能性を最小限に抑えるために収縮期血圧の許容範囲を140㎜hg~145㎜hg以下と定義されています。

  • コレステロール値が高い

血液中のコレステロール値が高いと動脈硬化が早く進行し、血管が詰まりやすく、もろくなります。
そのため、心筋梗塞や脳卒中などの病気を起こしやすくなります。 ダイビング中にそのような病気を起こすと死亡する可能性が高くなります。

  • 糖尿病、糖尿病に該当しそうな傾向がある

水中で低血糖になったとき、低血糖だと気付いても水圧の関係ですぐには浮上できないため対処が遅れるという危険性があります。
そのために「糖尿病がある場合、スキューバーダイビングは禁忌」と言われています。

  • 現在何かの病気で診療を受けている

上記以外の病気がある場合は、スキューバダイビングに対する問題があるかどうかを医師に確認するべきです。

大好きなスキューバダイビングを老後も楽しみたい方は早めに将来を見据えた健康管理を実践しておく必要がありそうですね!!

スポンサーリンク

年を取ることによるリスク以前に安全なダイビングをするためにに気を付けるべき9つの心得

誰しもシニアダイバーになっていくことを考慮し、安全にダイビングを楽しむには、具体的にどんなことに気を付けておき、何を実践して行くべきなのでしょうか。

先輩ダイバーやインストラクターさんからの情報をもとに、9つの心得としてまとめてみました。

  1. 日々健康管理を心掛け、定期的に健康診断を受けて自分の健康状態を把握しておく
  2. 適度な運動をして、少しでも体力の衰えを防ぎ、いざという時に対応できるだけの余力を持てる準備をしておく
  3. ダイビングする前には必ず準備体操をして、ふくらはぎ、太ももの表裏、足首などを伸ばしておく
  4. 自分のダイビングスキルを過信せず、無理なダイビングに挑戦しない
  5. 前日の飲酒は出来る限り控え、深酒は厳禁
  6. 寝不足状態でのダイビングは絶対に避ける様、前日は早めに就寝する
  7. 器材・天候・海況・体調等で不安要素がある場合はダイビングを見送る勇気をもつこと
  8. バディシステムダイビングの厳守(決して一人で潜らないこと)
  9. ダイブスポットの地形や海況に詳しいダイビングショップにガイドを依頼し、ダイブマスター・インストラクターの指示に従うこと

歳をとることによる身体能力の低下を補うために、体調管理を心掛け、事前準備を怠らず、安全第一を優先したダイビング計画をすることが大事ということを今回の機会を経て知識として得ることが出来ました。

スキューバダイビングは健康体であれば高齢でも無理なく楽しめるスポーツ

スキューバダイビングは水中での浮力のある浮遊した状態ですので、身体、特に関節への負担等が少なく、呼吸さえコントロールすることができれば、特別な運動神経や水泳能力を持っている必要はありません。

もちろん上級者の方々の様なディープダイビングやドリフトダイビング等はその限りではないと思いますが、浅い水深で景色を楽しんだり、魚を観察したり、写真撮影をするには優れた能力が無くても楽しめます。

70歳を越えてもやれるスポーツ系の趣味を楽しめるなんて、他にはないと思います。
素晴らしいことです。

私はできることなら80歳超えてもやりたいと思っているので、日々の健康管理に気を配って生活して行こうと思います。

事前の健康管理をしっかり実践し、ルールを守りつつ、安全第一で行動すればとても素晴らしいレジャースポーツ。
それがスキューバダイビングだと思います。

まだまだ初心者レベルの私が言うにはカッコよすぎますが、先輩ダイバーやインストラクターさんから得られた情報を自分なりにまとめてみました。
間違った記載等がありましたら、問い合わせフォーム、または直接メール slowlifedream@gmail.com へご連絡頂き、ご指摘頂けると嬉しいですし、助かります。

スキューバダイビングの年齢制限、病歴診断書の取得方法・書き方についてまとめた記事も書いていますので覗いてみて下さいね。

~海のそばにいれば、きっと今日もいいことがあるに違いない~

海とダイビングをテーマとしたオリジナルグッズを販売中です!!


スポンサーリンク
最新の記事はこちらから